女医 診察室 不思議 秘密 官能 美容整形 診療内科 超能力 謎の声 などの妄想小説です^^。




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能力」はアイテムを身に付けることによりその能力を飛躍的にアップすると。
その能力は「能力者」が複数集まることで一時的に変化する可能性があると。
TOMOは何かの力のあるリングを身に付けることを選択し、そしてそのことにより彼女の人生が全く変わってしまい、安部くんとの接点すら

なくなり、彼女の未来を追いかけることが不可能になったこと。
最後は、安倍くんは遊佐に会うことで遊佐に危機が迫らない日は今日しかないことを予知し、今日この場所までわざわざ会いに来てくれた

とのこと。

などだ。

しかしだ。

この後、私はどうすればいい?。

安倍くんは、ボクにはかかわらないほうがいいと何度も繰り返したが、一応連絡先だけは教えてくれた。
そして、再開を惜しみながら彼と別れた。別かれてすぐに振り返ると彼の姿はもう見えなくなっていた。
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「安倍クンじゃない!。お久しぶり~」
遊佐は何十年ぶりに再会したかのような満面の笑みで思いもよらない再開を喜んだ。
そう、遊佐はこの日、TOMOの家を訪れたのであった。
いや、正確にいえば、家があった場所へ。何故そういうのかというと、訪れたその場所にはTOMOの住んでいた豪華なマンションがなくなっていて更地になっていたのだ。
「TOMOちゃん、引越ししちゃったんだね~」
「そうですね」と歯切れ悪く安倍クンが答え、そしていつものことながら、いきなり話し始めた。
「今日ここで先生に会えると思ってボクもここに来ました。」
「安倍くんは何でもお見通しね、今までの2ヶ月、君はどうしてたの?」
と、遊佐は尋ねたが、安倍くんは遊佐には耳を貸さず自分の話を続けた。
「TOMOさんはもういません、僕らの知っているあのTOMOさんはもういなくなりました」
「え?どういうこと?。TOMOの身に何かあったの?。何か知ってるの安倍くん!。」TOMOの身に何かあったのかと、遊佐の顔色が青ざめた。
「いえ、違うんです、TOMOさんは今までどおり、いや、今までとは全く違う生き方を送っているはずです。彼女の身に今後何か良くないことが起きる事はありません。でも・・・」
「でも?」遊佐は安堵するとともに、不安一杯でもあり矢継ぎ早に質問を浴びせかけた。

「もう、TOMOさんが僕らの前に現れる事は、ほとんどないと思います。」

遊佐は何がなんだかわからなくなってきて、とにかくお茶でも飲みながら話を聞くことにした。
TOMOが私の外来に来なくなってもう2ヶ月になる。医者が患者のことをあれこれと詮索するのもプライバシーの問題もあるし、そんなことに立ち入っても仕方がないんだけど。あの日のことは、本当に起きた事なのかしらと今でも思う。もしかしたら、今流行の手品みたいなものだったのかなとか。それにしては大仕掛けだったけどね。まぁ、彼女にも都合はあるだろうし、事情もあるんだろう。彼女の家にも気軽に行ける距離でもないし、電話も思い切ってかけてみたけれど通じなくなっているので、急に引越ししちゃったのかもしれない。

あの日以降の私といえば、なんとなく調子いいかしらという程度。患者さんからの評判も今までどおり悪くないし、まぁ、順調だ。
自分では手が光る感じも少しはあるんだけど、どうも他人からは見えないようだから、まぁ、能力が出る出ないなんてことは気にしないで、ちょっと病気が悪そうだからサービスで少しこの光を当てておこうかなってくらい。

彼女の家はここから近くはないけれど、あの日の後、どうなったのかだけでも一度行ってみようかしら。
私の名前は佐々木私は佐々木知子。22歳になった。薬剤師の資格を取ったけれど、研究も就職もあんまり興味はない。エステティシャ

ンとしてお店を持ちたいという夢を叶える為、大学在学中に株でかなり儲けた。開業資金も貯まった時、ちょうど市場がライブドアシ

ョックで大荒れして株価などが大暴落したの。そこで、私はその儲けた資金を元手に、先物や信用取引で大きな勝負に出た。そして、

学生には考えられないような莫大な資金を手にすることができ、自分の会社を立ち上げたの。そこで知り合ったのが今のオーナー。

オーナーは31歳独身らしいけれど、詳しい素性は知らない。でも私のことをとても大事にしてくれるし、不思議なことに、あなたの能

力が必要だから、私から決して離れないでねって。悩み事にも相談に乗ってくれるし。とっても安心できる人。私は一生彼女について

いく決心をしてるの。彼女は私の起業に大きな力を貸してくれたわ。お金こそ潤沢にあったけど、なんのノウハウもなかった私に自分

の会社を持ち、経営が軌道に乗ったのも彼女のおかげ。

中学時代からの持病であるパニック障害も最近出てこない。自分に自信が持てるようになったからかしら。

私の宝物はこのリング。彼女が手を差し伸べて成功に導いた女性たちが身に付ける絆の証なのよ。
実は最近まで彼女から頂いた「お守り」も大切だったんだけど、彼女、もう私には必要ないものねって。

「お守り」はお返ししたわ。実はあれを持っているとき、物がなくなったりすることが多く、他にも不思議なことも結構あったの。で

もこんなこと誰に言ってもおかしいんじゃないのと思われるだけだから、誰にも言った事はないわ。でも、そういうことも最近全くな

くなった。まさに彼女と会ってからいい事が続いてる、私は今、幸せ。

<<読者の皆様は第7話を読んでみてね。>>
TOMOはいつものように勤務するオナクラ店に到着した。入るなり店長が
「TOMOちゃん、なんかオーナーが話があるんだってさ。車を回すって言ってたからすぐに行っておいで。」と。
「でも店長、今日の勤務は・・・」というを遮って、「なんとかしとくから、早く行きな」と。
「はい、それでは行って来ます、すいません店長」
店を出て少し離れた大通りの指示された場所に着くと、見たこともない大きな外車から、これまたお約束のようにサングラスをかけた

大柄な男が二人。「佐々木様ですね、ハク様がお待ちです。この車にお乗りください。」
TOMOが乗り込むと車はすぐに走り出した。と同時にTOMOは眠くなり寝入りこんでしまった。

どのくらい眠ったのだろう。目が覚めるとそこは豪勢な調度品がたくさんある豪華な部屋だった。
さらに驚いたことに、自分の洋服がそれはもう素敵なスーツに替わっているではありませんか。
腕には高そうな時計が、首にはネックレスが眩いばかりに輝いている。そして、大事な「お守り」も不釣合いに首からぶら下がってい

る。

「佐々木さん、早速始めましょうか?」
目の前には見慣れた顔のオーナーが笑顔で立っていた。ドアの所にはさっきの屈強な男が二人。
「私はハクと言います。自己紹介はしていなかったわね。楽にしてくださいね。」
「ええ、でも私・・・これ・・・」
TOMOのが聴こえなかったかのように、ハク様は話し始めた。
「佐々木さん、このリングを貰ってはいただけないかしら。これは貴女にとってとっても大事なものになるの」
「はい、こんな素敵なもの頂いていいんですか?」
「ええ、早速付けてみてくれない?」
「わかりました。」
「これはね、貴女の消したい記憶を忘れさせてくれるのよ・・・貴女の消したいことはもう判っているわ。私達に任せて・・・」

TOMOがリングを指に通すと・・・また意識が遠く、とても遠くなっていくのがわかった。

「さて、佐々木さん、この新しい事業の件なんだけど、企画書出来上がっているかしら?」
「はい、ハク様、今日はお目を通して頂き、ご感想を頂きたく参りました」
「その前に、佐々木さん、その「お守り」なんだけど、貴女には必要なくなったから返していただけるかしら」
「はい、もちろんです。ハク様。元々ハク様に頂いたものですし。」
「ありがとう、そして、今日は貴女がより私達の新しい力になった証拠として、新しいリングを授けたいんだけど、今のものと取り替

えてもらってもいいかしら」
「はい、光栄です、ハク様」

TOMOこと佐々木は今まで肌身離さず大切にしてきたリングをはずし、新しいリングを手に取り、身に付けた。

ハク様が微笑んだ。
「これで、貴女はもう昔に戻る事はないわ、貴女は私のモノ。では始めましょうか、貴女の輝かしい未来に向かっての会議を・・・」
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